今日も仕事もそこそこに図書館で借りた本を読む。
石牟礼道子『天草島私記』。
地名、人名は今日読んだのに忘れてしまったけど
熊本県天草に江戸時代に起こった具体的なエピソードが書かれていた。
デカいエピソードは2点
薩摩へ入植が行われていた
罪人の流罪先だった
天草は平地が少なく開墾が非効率で、農民は平均的に貧しく、飢饉が起こると集団で薩摩藩へ入植して田んぼを耕してたりしてた。
なんか、藩を跨いでの入植が記録に残ってんのがすごい。数百人単位で薩摩に移住したりしていたようだ。また、薩摩藩からの依頼で入植して、田んぼを増やし、税収の増加に寄与したりもしたそうだ。
罪人の流罪先であり、今でいう思想犯的な高野山の僧侶が500人一気に天草に流されたり、普通の犯罪者が流されたりして
犯罪者が寺子屋を作ったり、犯罪者が地元の百姓を手下にして、酒飲んで暴れたり、脱走したりしたそうだ。
例えば、現在でいうヤクザが、流罪されて、地元の善良な百姓を手下に組み入れて
暴れちゃう。簡単に想像できる。
流罪されてきた、ヤクザ的な罪人に、天草の人はどんな風に接したのだろうか?
やべーぞ、また、変な奴、きちゃったよ~
たまったもんじゃないよね。
だだ、こういう本読むとつくづく自分が幸せだと思ういますね。
ぼーとできる幸せ、昭和の日本に生まれ合わせた幸せ。
そういう、超ラッキーの座布団の上に座って、ぼーと過ごさせて頂いております。
もちろん、仕事があれば行きますのでお仕事くださいませ!