本日もダラケて読書してました。
図書館ってタダで本読めるからいいよね。
『無私の日本人』ってのは江戸時代の歴史に隠れた無欲の人をピックアップして本です。
2名と1組の日本人が紹介されてます。
印象に残ったのは仙台藩吉岡宿という重税に喘ぐ宿場町を救った9家の商人たちの話です。
吉岡宿に課せられた重税を、商人たちが持ち寄った金を藩に貸すことにより相殺したという話です。
今の日本で敢えて比喩するなら江戸川区で国債を買って国債の利子で国税の支払いをするって感じの話ですかね。
面白かったのは9家のウチのひとつ浅野屋っていう質屋兼酒屋が
金を放出しすぎて、倒産寸前になってしまったが、逆に質草を取らずに貧しい人に金を貸し出したことが逆に上客を呼び、更に、酒屋で出していた酒の名前を仙台藩のお殿様、伊達重村に名付けてもらう幸運もあり、平成まで続いたって。
落語の演目にも出来そうな起承転結のついた良い話です。
こっちは万年床で寝っ転がって本読んでいるんですけどね。
ぐてぇーってやらせてもらってますよ。
こっちは、ほぼ無職みたいなものなのに
感動的な本読んで、なんか、良い事した感じになってしまって
気分が浄化されちゃったりして、アホにランクがあるならかなり頂点近くのアホですよね^^
とはいえ、図書館って一生かかっても読み切れないくらい本があるので
本だけ読んで人生終わっちゃっても本望かなとか思ったりもします。