以前から押入れの中にしまっていた、古いノートパソコンを処分しようと迷っていました。
私は休みが日曜日だけなので市川市の粗大ゴミを利用するのは時間的制約のために難しく
はじめは私の日曜日の午前中の安眠を妨げる軽トラックに拡声器をつけた廃品回収車に依頼しようと思っていました。
そんな時に限って、なかなか、自宅の前を廃品回収車が横切りません。
まぁ、廃品回収車も定期的に巡回しているのではなく、気まぐれでその日の経路を決めるのでしょうから
果報は寝て待て、ということ文字通り、日曜の午前中、微睡ながら廃品回収車を待っていました。
しかし、1か月たっても廃品回収車は通りません。
3か月だっても、半年たっても・・・。
でも、捨てたいのはたかがノートパソコンです。
実物大のインド象のフィギアを捨てたい訳ではありません。
押入れに入れっぱなしにしておいても、困るわけのものでもありません。
ただ、今後、使うことは100%ないので
捨てたいなぁ、そんな程度のものでしかありません。
いつの間にか1年経っていました。
まだ、市川市相之川の自宅前に廃品回収車が通ることはありませんでした。
これってちょっとおかしくないですか?
私が深く熟睡している時に限って廃品回収車が通っているのでしょうか・・・。
そして、3年が経ちました。
そして、10年。
私の髪にも白髪が少し目立つようになりました。
そして、さらに10年。廃品回収車は絶滅してしまったのでしょうか?
たまに、押入れを開けて、都合よくノートパソコンが煙のように消えてくれないかなぁ?と思ってみたりもしましたが
20年前と同じように、ノートパソコンはそこにあります。
そして、更に、30年が経過して、私は80歳になりました。
私は諦めました。別の手段をとることにしました。
そして、インターネットで検索してみつけたのがマッタナシさんでした。
電話したら、調子のよさそうな、マヌケな声で『はぁーい、今すぐにお伺いしまーす』と言われて
本当に30分で回収に来てくれました。
捨てようと構想してから50年。
私はとうとうノートパソコンを押入れから追い出すことができたのです。
嬉しかった。確かに時間は少しかかりすぎたかもしれませんが、
私はノートパソコンの廃棄を成し遂げることができたのです。
マッタナシさんには感謝してもしたりません。
市川市で廃品の回収に困っている方はぜひ、マッタナシさんをお勧めします。
市川市相之川 匿名
(もちろん、100%フィクションです)