行政の都合で映らなくさせられた20インチのテレビを、わざわざお金まで払って捨てるなんて、考えたくもないって人、私以外にもたくさんいると思うのですが、映らないのは映像の話で、映像は映らなくされてもいても、スイッチを入れると今でもギザギザの線は映るんですよね。ボリュームを下げないとノイズ音もすごいですけど。
とにかくせっかくギザギザは映るんで、何とかこれを照明の代わりにでも使えないかと思って、さしあたり照明のついていない物置の棚の上において、照明として使ってみたんですが、するとその月の電気代が跳ね上がっているのに気が付いた次第です。
20インチともなると、テレビの電気代はバカにならなかったんだなと思いましたね。これならまだ裸電球をぶら下げたほうがましです。しかも裸電球の明かりだと物置の中にしまってある漫画や古い雑誌を引っ張り出して読むことも出来ますが、ギザギザしか映らないテレビだと、字を読むには厳しいだけでなく、下手をすると目を悪くしかねないんで、照明器具としてもあまり使い道がないんですね。
これを何とか考えて使えるようにしたいから捨てないで大事にとっておいたわけですが、置く場所の問題もあるので、さすがにもうここまで来たら捨てるしかないかなと思うようになりましたね。とはいえ、捨てるといってもテレビは近所のごみ置き場に出せないんですよね。無理やり置いてくれば、今度はごみ置き場を実質支配している近所のおばあちゃんとの関係がギクシャクしてしまうので、ホント面倒くさくてかなわないですね。
かといって、このテレビを買った電気屋さんとは、付き合いもうないし、どうするかなと考えて、まぁ結局、こうなったら廃品回収業者さんにお願いするしかないですね。廃品回収業者さんのことを少し調べると分かるんですが、家まで取りに来てくれるのはやっぱ忙しくない身にも便利です。テレビを物置まで運んで分かったんですが、これが重いのなんの。20インチともなるとこんなに重いのかと思いましたね。
これを運んで腰でもやられたら、もうホントに踏んだり蹴ったりですよ。そんなの絶対嫌なので、回収業者さんに家まで来てもらうしかないですね。また、回収業者さんは家まで来てくれるので、テレビの処分代払って、それと基本料金払ってでも、その方が腰を傷めなくて済むのでどれだけいいか分からないですね。人間万事塞翁が馬、ギザギザのテレビは目を悪くして、自分でどこかに不法投棄しに持ち運べば腰を悪くすると考えて、回収業者さんに頼んでみるのも賢いですね。