さて、今日も仕事が少な目でございます。
時間が余ったので将来のことを考えてみようとしました。
しかし、将来に不安はつきものですよね。
これから先に不安が1ミリもないという人が
いたらお目にかかりたいぐらいですよ。
なぜ不安なのか。
生きてる以上リスクからは避けられないからです。
道を歩いてるだけでもハトのフンを直撃するかも知れないし、
ドブに落っこちるかも知れないし、
ペンキ塗りたてのベンチにベタッと座っちゃうかも知れない。
かと言って家に引きこもっていたとしても、
鼻の穴に虫が入るかも知れないし、
久々の電話にビックリして寿命が3分くらい縮むことだってありうる。
このように、リスクは上げればキリがありません。
一生のいちに遭遇する可能性のあるリスクをひとつひとつ
書き出していったら気の遠くなるほど長い記事が出来上がり、
当サイトが重くなって集客に致命的な悪影響を及ぼし、
売り上げが4割くらい減ってしまいそうです。
ではこのリスクってやつにどう対処すればいいのでしょうか。
実はリスクそのものを消すことはできません。
多少小さくすることはできるではしょうが、
完全に消滅させることは犬を猫にするくらい難しい。
でも、なんとリスクが気にならなくなる方法があるんです。
気にならないものは存在しないのと同じです。
これならリスクをまるごと消し去ったのと変わらないじゃないですか。
その方法とは、リスク以上の覚悟を持つことです。
「損したっていいや」と思えばそれがクッションとなり
実際リスクに遭遇した時のダメージを緩和できるわけです。
これ、けっこう重要ですよね。
てなわけで、
リスクに恐れる自分はなんかイヤだし、
○○になってもいいやと宣言する練習をしてみました。
まずは……何がいいでしょうね。
「一文無しになってもいいや!」
と叫んでみました。
……おっ、これはなかなかいい。
実際声に出してみることによって
ホントにそんな気がしてきちゃうんですよ。
その後もいろいろ表現を変えてやってみましたけど……。
うん、やっぱり悪くない。
自分がどんどん精神的にタフになってくような気がします。
もう何がおこっても怖くないんじゃないか。
そんな気すらしてきちゃいました。
すると高揚してきたからでしょうか、
なんとなく水が飲みたくなってきたので
私は台所に向かったわけですよ。
そんでミネラルウォーターを取り出そうと冷蔵庫を
開けようとしたのですが……
なぜかこんなことを思い出しました。
「そういや昔見た映画で、冷蔵庫からお化けが出てくるのがあったよなあ」
私はアラフォーですが、結局は人間です。
根源的な恐怖はなくしきれません。
「ふっ、バカな」と思う反面、
「ホントに出てきたらどうしよう」
と思うと背中が軽くゾワゾワと……。
うう、さっきの暗示、全然効いてねえ。